金持ちになりたいから起業すると後悔する理由|40代からの起業

40代で独立・起業したないこうさんです。

どの時代にも「どんな事業をするか決まっていないけどお金持ちになりたいから起業したい」という人がいます。

多くの人は起業で儲けたいというお金稼ぎが目的になっていますが、金持ちになりたいのための起業がうまく行かない理由は明白です。

よくメディアで成り上がり人生で大金持ちになっている人が紹介されるので、金持ちになるために起業をするイメージを持っているかもしれませんが、あれはほんの一部の人で大抵の人は上手くいかず誰にも気づかれないまま退場しています。

今回はぼくが人生でいちばん大切なことがお金稼ぎではないと悟ったことをまとめてみました。

お金持ちになりたいために起業しようと思っている方は是非読んでほしいです。

 

お金のために起業をすると後悔する理由

ぼくが40代で起業しようと思った理由はいくつかありますが、その中でお金持ちになりたいという動機はかなり下位です。

もちろん稼いでお金持ちになることはモチベーションの一つですし、別に事業をボランティアでやるつもりはないのでビジネスで稼いでナンボというのは理解できます。

ところが、稼いで優雅な生活を送るんだ!とか、億万長者になって悠々自適な生活をするんだ!ということが目的となると成功確率が低くなるのです。

その理由を紹介します。

起業の動機が他人に向けていない

そもそも起業というのは、社会で生業を起こすことです。

当たり前のことですが、それには社会に必要とされているものでなくては意味がありません

つまり自分が稼ぎたいから儲かりそうな事業に手を出すという考えで事業を起こすと、社会で本当に必要とされているものが何かという本質的な目線を持つことができず失敗の確率が高くなります。

目的が社会の役に立ちたいという考えを持っていないので、やって儲かるか儲からないかという判断だけをしてしまいがちなのです。

実は始めは上手く行っていなくても目線を少し変えるだけで社会が求めているものを提供できる可能性があるのに、すぐに儲からないと思って諦めてしまうのです。

そして結果として失敗をするのです。

起業は事業への思いとやり抜く力があるかが勝負

お金稼ぎは事業への情熱とリンクしません。すると一気に失敗する可能性が上がるのです。

アップルのスティーブ・ジョブスが新しいことを始める人へ送ったメッセージを紹介します。

起業(新しい事業)は本当に大変で、情熱がなければすぐに諦めてしまうでしょう。

成功する人と成功しない人の違いは、まさにそこなのです。

成功しない人は早くにすぐに諦めてしまうのです。

成功するには情熱を持ち続けていなくてはならないのです。

ぼくは彼のメッセージに心から同意して、自分自身も肝に銘じたことを覚えています。

新しい事業でやり抜く力の必要性は↓にまとめていますので読んでみて下さい。

 

 

起業してお金持ちになる人生に何も意味がない

ぼくが40代となり起業をした理由に自分の人生を後悔せずに生きたいという思いが強かったことがあります。

そういう思いに至るきっかけとなったある一人のエピソードを紹介します。

僕が常に心に留めている言葉です。

50代前半でALS(筋委縮症)の病気を患った米国人の実業家スティーブは、体が思うように動かなくなっていた。

かれは米国認定の音楽療法士のバイオリンを妖刀聞いて人生の最期を振り返っていた。

そこで彼が音楽療法士に伝えた言葉が人生の大切さを教えてくれた。

「僕はこの病気に感謝をしているんだ。

なぜかというと病気になって初めて人生で何が大切かに気がついたんだ。

いままでビジネスで成功することが一番重要だと思っていた。

でも車が何台倉庫にあっても、どれだけ大きい家があっても、財産がたくさんあっても、今となってはなんの意味もないんだよ。

本当に大切なことはそんなことじゃなかった。もっと息子と時間を過ごせばよかった。

どれだけ収入があるか、どの大学を出たか、みんなそんなことばかり気にするけど、

一番大切なのは「幸せかどうか」ってことなんだ。本当に大切なのはそれだけだと思う。」

僕は今やっとそのことに気がついたんだ。

スティーブはその数カ月後に亡くなった。


「人生でいちばん大切なことは幸せかどうか」
僕はいつもこの言葉を心に留めて毎日を大切に生きるようにしています。

「お金持ちになったことが人生で一番大切なことだった」と口にして亡くなったお金持ちはいないとよく聞きます。

金持ちになりたいために起業しようとしているなら今一度心に手を当てて起業する人生とは何かを自問自答してみてはいかがでしょうか。