40代からの副業「おすすめ」「儲かる」の言葉で失敗する理由
ここ最近は働き方の見直しや副業を認める会社が増えてきた社会となり、40代のサラリーマンも「副業」を考えている人も多いのではないでしょうか。
きっとこの記事にたどり着いた人は、「儲かる」とか「おすすめ」のワードで副業を検索した方も多いのでしょう。
しかし「儲かる副業」とか「おすすめ副業」を検索して探している時点で副業は失敗します。
今回は、サラリーマンをやり、副業も経験し、40代で独立した僕が、副業を考えている方には特に読んでほしい重要な要素をまとめました。
*この記事は「~~をやれば月◯◯万儲かる!」みたいな紹介記事ではありません。
40代からの副業「おすすめ」「儲かる」の言葉で失敗する理由
どの世界にもどんな業種でも必ず上手に儲ける人はいます。
ところが、そういう人は相当少数なんですよね。
世の中はいい加減で様々な情報が飛び交い、信憑性のない記事ばっかりで溢れています。
たとえばアフィリエイトとかブログやYoutubeなど自宅で始める副業は気軽にスタートできる上に、ネット上では目にしやすい副業情報なので、結構な数の人がそこそこ儲げるように錯覚してしまいます。
ところが、実態はほぼ「稼げない」と思ったほうがよいです。
「稼げない人」が殆どの実態
一生懸命頑張って3万円前後収益の人が多いでしょう。
しかもそこまでに到達するには膨大な作業量や時間を覚悟する必要があります。
そんな情報に惑わされ40代で安易にこうした副業をするなど以ての外です。
40代となると時間は最も大事です。
もしかしたら100人中1人くらいの割合でセンス、根性、時間、タイミングがばっちり自分に合っていてそこそこよい収益を上げる人もいるかもしれません。
また、そういう人がその実績を利用して(仮に1ヶ月だけ100万くらい稼げただけでも)、大々的に「素人でも月100万稼げる〇〇方法!」みたいなブログやNoteを上げてバズらせて稼げない沢山の人をターゲットにして自分はさらに儲ける仕組みです。
40代で本業もやりながら、そういったジャンルの副業を始めたところで稼げる確立はかなり低いのです。
40代の「副業」について重要な考え方
まず「副業」を始めようとする40代は、副業をなぜやるのかしっかり考えるべきです。
というのは、今の日本社会は副業と思ってやっていても実際の本業の会社に定年まで働ける保証がなく副業だけが収入源になってしまいかねないのです。
更にこれからの時代は、40代はかなり微妙なポジションになっていくので、副業を単なる収入の足しと考えているだけだと、将来的に先が暗くなる人生に成り得るのです。
40代からは特に自分の時間を何に使うかを本気で考えなくては手遅れになります。
40代はセカンドキャリアを意識した副業を考えるべき
この↓の記事でも述べていますが、40代は「セカンドキャリア」について考えて行動を起こすことが求められます。
副業はある意味セカンドキャリアを具現化していくための大きなステップにつなぐことができるチャンスなのです。
それを単に副収入の延長としてただ「働いてパートタイムのお金をもらう」とか、巷のネット情報に流されてアフィリエイトに勤しむような時間の使い方はおすすめしません。
まず副業を中長期的な視点で計画するのがよいでしょう。
すぐにお金稼ぎしか考えられないならUber Eatsとかアルバイトのような仕事をやった方が手っ取り早く稼げます。
ただ、経済的危機ではなく、単に副収入お小遣い稼ぎの考えなら、短期的な収益ではなく中長期的に収益につながる計画を立てるべきです。
中長期的視野でセカンドキャリア設計を
まずセカンドキャリアは自分のやりたいことや好きなことをベースに作っていくべきです。
釣りが好きな人は、釣りの知識や経験を生かして他にはない自分のところでしか手に入れられない情報や商品に特化した情報商材を販売したり、オリジナル商品のネットショップを始めてみたりするのもいいでしょう。
また、実際に釣りをしていて不便や不満を感じている所があれば、それをサービスや商品にして販売することで解決する副業アイデアも良いかもしれないです。
旅行が好きで何度も好きで訪れて詳しい国があれば、その国に特化した専用のHPやその国だけに特化した個人旅行コンサルをしてみてもいいでしょう。
このように好きなことから何かビジネスに結びつけると、誰にでもできない内容がビジネスに育っていき楽しく続けていくことが出来ます。
また長くやっているうちに商売として成り立ちそうな ”ホットビジネススポット” が見えてくるでしょう。
最初はお金にならないかもしれませんが、趣味の延長で中長期的にみた時に新たなビジネスとして自分のセカンドキャリアに繋げていけるよう育てていくことができます。
本業でお金をもらいながら趣味を生かしてビジネスに繋がげていけるノーリスクの機会こそ有意義に使っていくべきです。
経済的にも精神的にもゆとりを持った人生を送れるよう40代は単なる小遣い稼ぎの副業ではなく、中長期的なセカンドキャリアの設計図を描いてみてはいかがでしょうか。